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P0601 金江牌宜賓甲級沱茶

Jīnjiāng-Pái Yíbīn Jiǎjí Tuóchá

1996年に作られた四川沱茶、プーアル茶とは違った作りとその仕上がり。四川沱茶らしい熟成香の中の華やかな香、まろやかでありながらもすっきりとした陳年茶をお楽しみ下さい。

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金江牌宜賓甲級沱茶

商品番号: P0601
価格: -円
販売重量: 30g / 100g
在庫: 販売終了

表示価格は小分け(30g)のものとなります。3つご注文いただくと塊り(100g)でのお届けとなります。

形状	沱茶小分け
製造	1996年
茶廠	宜賓茶廠
産地	宜賓
熟生	生茶
特徴	清香のある四川沱茶

味の評価

甘味: ★★★★☆
まろみ: ★★★★☆
渋味: ★☆☆☆☆
苦味: ★★☆☆☆
酸味: ★★★☆☆
香り: ★★★★☆
熟成度: ★★★★★

解説：金江牌宜賓甲級沱茶

1996年に四川省の宜賓で作られた宜賓甲级沱茶です。
四川沱茶がもつ陳香、そしてその中の青茶に通じる清香をお楽しみ下さい。

宜賓茶廠は古くから茶葉古道の中継点として発展していた四川省の宜賓に、国営企業として開かれました。
四川省南部に位置する宜賓は。当時から茶作りは行われていましたが、宜賓茶廠が設立されたのは比較的最近の1952年で緑茶や紅茶などを中心にさまざまな茶を生み出しています。

この宜賓甲级沱茶は1996年に作られた沱茶となります。しっかりとしているようにも見えますが、20年近い時を刻んだこのお茶の包み紙は少し触ると崩れてしまいますので慎重に開いていきます。

茶葉は四川沱茶の特徴を見ることができます。
第一に小葉茶葉である事、そして熟成されたプーアル茶が赤味を持つ事が多いのに対して、四川沱茶はほのかに青味を残した茶葉に仕上がる事があります。

20年近い熟成を経たこのお茶は茶葉全体が緩くなっているので簡単に崩すことができます。

軽く洗茶をした後、お湯を淹れて蒸らします。
水色はしっかりと色づきながらも透明感があります。湿度の少ない環境で熟成されていたので素直な仕上がりです。

四川沱茶らしい药香が立ち上ります。
その中に爽やかな清香が心地よいアクセントです。
熟成を経てまろやかな口当たりですが、四川沱茶らしい酸味にも似たすっきりとした口当たりでもあります。
甘みがあり、程よい収斂味。やはり全体としてはすっきりとした仕上がりというべきでしょう。
飲みやすい、おいしい老茶です。

葉底を見ると、若芽のサイズ、茶葉の厚みなど小葉種らしい細さを見て取れる葉底です。もう一つの四川沱茶、金奬重慶沱茶とも似ています。しっかりと変色しながらも青味のある葉底は四川沱茶らしい、しっかりと殺青された茶葉の熟成色です。

1996年に作られた老四川沱茶、宜賓甲级沱茶。
プーアル茶とはひと味違う四川沱茶の熟成味をお楽しみ下さい。

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金江牌宜賓甲級沱茶

商品番号: P0601
価格: -円
販売重量: 30g / 100g
在庫: 販売終了

表示価格は小分け(30g)のものとなります。3つご注文いただくと塊り(100g)でのお届けとなります。

お客様の声

好みです、この味。

東京都 T.Y様

金江牌宜賓甲級沱茶は、その?香で真っ先に雅安蔵茶の康磚を連想しました。同金尖ほどの旨味はありませんが、康磚よりはあり、茶葉のグレードは康磚より上なのでしょう。考えてみれば、同じ四川だから当然か？と思ったところで、どうして重慶沱茶を想起しなかったのか不思議に思い、飲み比べました。やっぱり似ています。意識して味わえば、重慶沱茶にも漢方薬系の香りは僅かにありますし、軽い飲み口のわりには収斂味がしっかりしていて、甘みが強いも同じです。ただ、重慶沱茶のほうは後口に紅茶に近い風味があり、収斂味は強め、茶気も若干重めでしょうか。甘みは宜賓沱茶のほうが上回っています。
いずれにせよ、下関の沱茶とは明らかに性質が違い、やはり雅安蔵茶に近いですね。蔵茶は貴店から購入したもので、熟成の度合いが違うので、近いのも妙ですが、雅安蔵茶は独特の製法で熟成を進ませると聞きますので、不思議ではないのかな？と色々なことを考えながら、スルスル飲んでしまいました。好みです、この味。今度は出来立ての四川沱茶を紹介していただけるとうれしいです。
とりとめなく、ダラダラと長くなってしまい、恐縮です。今回はどれもとても美味しく、しかも勉強になりました。今後ともよろしくお願い申し上げます。