S0903 寶焔牌 雲南下関磚茶 一包
Yúnnán Xiàguān Zhuānchá
チベットの人々のための変わらないお茶、変わってはいけないお茶。ミルクティーにもよく合う普段飲みのおいしさです。※お徳用5枚セット
形状 | 磚茶 |
---|---|
製造 | 2018年 |
茶廠 | お得なセット |
産地 | 雲南省 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | チベットの人々のための変わらないお茶 |
味の評価
- 甘味
- ★★★☆☆
- まろみ
- ★★☆☆☆
- 渋味
- ★★★☆☆
- 苦味
- ★★★☆☆
- 酸味
- ★☆☆☆☆
- 香り
- ★★★☆☆
- 熟成度
- ★★☆☆☆
解説:寶焔牌 雲南下関磚茶 一包
「下関」の文字が印象的な雲南下関磚茶。
辺境の人々の普段のみのお茶で昔から変わらないお茶。大茶葉作りで「強い味」に作られています。
※お徳用5枚セットです。
(小分けはこちら→寶焔牌 雲南下関磚茶)
「辺茶」とは
チベットやウイグル地区など辺境の地ではお茶が栽培できません。そのような地であっても古くから交易を通じてお茶が飲まれ、いつしか決して欠かすことのできない生活必需品となりました。
これら辺境の地で飲まれるお茶を「辺茶」と呼ばれます。
辺境の地の人々の健康のため、文化のため飛実需品である辺茶の安定供給は非常に重要です。
そのため現在で社「民族特需商品」として政府の管理とともに作られています。
下関茶廠について
茶葉古道の要所、大理市にある下関茶廠はプーアル茶作りだけではありません。下関茶廠の前身は康"蔵"茶廠。"蔵"の字はチベットを意味しており、古くからチベット向けの茶作りを行っていました。
1941年に下関茶廠は「民族特需商品定点生産企業」に指定され、以来「民族特需商品」である「辺茶」の製造を行っています。
雲南下関磚茶について
「民族特需商品」である雲南下関磚茶ですが、かつては「牛心茶」として作られていました。
(牛の心臓の形に似ているということで牛心茶と呼ばれていました。→下関宝焰緊茶を参照)
茶作りの近代化とともに、生産効率の面から1957年以降、磚茶の形となりましたが昔ながらの味わいを保って作られています。
表面には「下関」の文字が押されています。形の良い茶葉が配されているので、見栄えの良く仕上がっています。裏面は裁断茶葉、形の崩れた茶葉で「乳釘」と呼ばれる金型で押されたときに付く突起が見られます。茎や黄片といった茶葉も見られます。
「辺茶」として、普段飲み用に作られています。
味作りは大茶葉茶レシピで渋みを残した「強い味」。少し濃い目に淹れて牛乳で割るミルクティーもおいしいでしょう。
(現地では酥油茶、いわゆるバター茶として、お茶というよりもスープのように飲まれることも一般的です)
辺境の味、そして文化を保存する雲南下関磚茶。
チベットの雄大な大地と悠久の歴史を思い描きながら楽しむ一枚です。
どうぞこちらも
パンチェン・ラマ十世の訪問30年を記念して作られたお茶
→鳥金貝隆 福神漢茶
X0903
寶焔牌 雲南下関磚茶
Yúnnán Xiàguān Zhuānchá
下関茶廠 2018年
販売重量 120g / 250g
880円
小分けはこちらです
表示価格は小分け(120g)のものとなります。2つご注文いただくと塊り(250g)でのお届けとなります。