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プーアル茶のおいしい保存方法

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熟成によって味が深くなっていくプーアル茶。その保存方法によってその後のお茶の味は変わっていきます。とはいえ、もともと長期保存する物であるプーアル茶。基本を押さえておけばそれほど気を使うこともありません。

保存のキホン

  • 湿気のないところ
  • においが移らない場所
  • 光のあたらない場所

ガラス瓶に保存されたプーアル茶基本的には直射日光にあたらないところでかびないように気をつけて保存すれば問題なく保存することができます。
なので、ご家庭では台所の戸棚にしまっておけば問題なく保管できるでしょう。くれぐれも冷蔵庫には保管しないようにしてください。他の食品のにおいが移ります。
崩した後の茶葉は密封のできる容器にいれ、光のあたらないところで保存してください。左の写真絵は蓋のついたガラスの容器を使用していますが、ごく短期間の保存には向きますが、長期間の保存にはあまりふさわしくありません。

熟成について

時とともに味が変わるプーアル茶では「熟成」が醍醐味ともされます。プーアル茶の味は、まずお手元に到着してからの最初の数週間で、その後の数ヶ月や一年程度の比較的短期間で再度変化していき、そして年単位の熟成によってさらに味の深みを増していきます。特に難しい知識などは必要ないので皆様も是非トライしてみてください。

ご家庭でプーアル茶(餅茶など塊の状態)の熟成させるときは上記の“保存の基本”を押さえた上でさらにお持ちのプーアル茶をまとめておくようにしてください。プーアル茶を単品で置いておくよりも、プーアル茶をまとめておくことによってお互いが良い影響を及ぼし合っておいしく熟成していくのと同時に、外部の要因をよりうけにくくなるため、より正統な熟成がされていきます。

上手に熟成されたプーアル茶は非常に高値で取引されることもあります。そのため香港や台湾の茶商では熟成を早めるためある程度の温度、湿度を管理した倉庫(湿倉とよばれます)で茶葉の熟成を早める保存がなされることがあります。とはいえ、ご家庭で湿倉式の、湿度のある環境下での保存を行うことはプーアルカフェとしてはお勧めしません。湿倉は微生物の活動を活発にした状態で保存するのでうまく行けば熟成が進み、美味しい風味となりますが、失敗するとカビや腐敗の危険性があり味を落とすだけではなく、体に害を及ぼすことも有ります。
熟成を少しでも早めたいときはプーアル茶を崩して保管すると熟成が早く進むようになります。

熟成と香

上手に熟成をさせるのであれば、香について注意しなくてはいけないかもしれません。

ちょっと難しくいうと香とは「揮発性分」です。お茶を淹れるとふんわりとまわりに香が広がりますが、実はお茶を入れていない状態でも同じようなことが起こっています。つまり、茶葉で保存している状態であっても香成分はゆっくりと飛んでしまっているのです。

プーアル茶以外のお茶の保存ではしっかりと茶缶などに入れて保存しましょうといわれるのは香が飛んでいってしまうからです。しかしプーアル茶ではあまりそのようなことを聞きません。

というのも、押し固めて作られるプーアル茶ではギュッと空気の隙間すらない状態で保存されます。この状態だと余分な空気が入って来ないので逆に香が逃げていくこともできません。
逆を言えば、崩されたプーアル茶は空気にさらされてしまうので当店の小分け茶を送る袋など、密閉保存することのできる容器で保存時て香が飛んでいくのを防ぐようにしましょう。

T7553鉄餅プーアル茶プーアル茶の中でも特に硬く押し固められている鉄餅は超長期で熟成を行った後でもよく香を残しています。一方で「熟成を早める」ために柔らかめに押し固めているプーアル茶も最近作られていますが、このようなプーアル茶は空気がよく抜ける分香りも飛びがちです。もともとの保存紙の上にさらに密封できるような袋で包むことをおすすめします。

賞味期限について

熟成するほど風味がよくなるといわれるプーアル茶に賞味期限はございません。
もともとプーアル茶の特徴は長時間かけて茶葉を発酵、熟成させることにありました。そのため年数が立つほどに味は良くなるとされ、価値は上がります。中には60年もの、100年ものというプーアル茶もありますので皆様もプーアル茶を長期保存させてその味の変化をお楽しみください。

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