X0901 下関特級沱茶
Xiàguān Tèjí Tuóchá 2014
沱茶のスタンダード、甲級沱茶からワンランク上げた特級沱茶。熟成とともに濃密になっていきます。
形状 | 沱茶 |
---|---|
製造 | 2014年 |
茶廠 | 下関茶廠 |
産地 | 雲南省 |
熟生 | 生茶 |
特徴 | 茶葉のグレードを上げた特級茶 |
味の評価
- 甘味
- ★★★★☆
- まろみ
- ★★☆☆☆
- 渋味
- ★★★★☆
- 苦味
- ★★★★☆
- 酸味
- ★★☆☆☆
- 香り
- ★★★★☆
- 熟成度
- ★★★★☆
解説:下関特級沱茶
沱茶のスタンダードである甲級沱茶をグレードアップさせた特級沱茶です。今はまだとがった苦味を持ちますが、時とともに滑らかに甘みを増していきます。
下関沱茶について
1900年代初頭までルーツをさかのぼる下関茶廠は何より沱茶作りで有名です。「下関の沱茶はうまい、沱江川の水で淹れるとさらに甘い」とたたえられました。
かつて重要の交易品であった沱茶ははるか海を渡りフランスでも流行しました。
下関特級沱茶について
沱茶といえば下関甲級沱茶が有名です。孟海茶廠の名牌7542と同じように沱茶といえば下関甲級沱茶がその代名詞ともいえます。
その甲級沱茶のグレードを上げたものがこの下関特級沱茶です。2003年、台湾の茶商からのスペシャルオーダーを受けて、甲級沱茶よりもわかめをより若く、多くして下関特級沱茶は作られました。
このプーアル茶について
今回紹介する下関特級沱茶は2014年に作られたものとなります。作られて5年なのでまだ緑茶といったほうが正しいでしょう。
若い生茶で苦味があるので浅く煎じます。
華やかな香りと、さわやかな風味がおいしい良茶ですが
本領を発揮するのは熟成を経た後です。
熟成され、苦味が抜けてくると、相対的に甘みの存在感が強くなってきます。熟成が進み苦味が十分に抜けると突出した甘みがこのプーアル茶のおいしさです。
このプーアル茶の楽しみ方
上にも書きましたが今飲むなら茶葉も少なめ、蒸らし時間も少なく浅めに淹れます。
鼻腔をくすぐる華やかな香り、舌を楽しませるほどよい苦味がおいしい、安らぎのお茶となるでしょう。
熟成が進むにつれてまろやかに、そして甘みが卓越してきます。10年もするとおいしさも、その淹れかたも今とはまったく異なるプーアル茶になりその味わいにうならされるでしょう。
下関茶廠の特級品、下関特級沱茶。
お手元でじっくりと熟成させながら味わってもらいたい一品です。
どうぞこちらも
下関茶廠の名品
→下関甲級沱茶
孟海茶廠の名牌
→大益茶 7542
C1902
恒豊源 版納沱茶 A1-5
Héng Lǐ Yuán Bǎnnài Tuóchá A1-5
昌泰茶業 2005年
販売重量 40g / 100g
1,780円
昌泰の沱茶
表示価格は小分け(40g)のものとなります。2つご注文いただくと塊り(100g)でのお届けとなります。