解説：野生雲霧圓茶 

昌泰号の高級茶シリーズ、雲霧圓茶。その誕生10周年を記念して作られた野生雲霧圓茶は喬木野放茶で作られた特別製です。

雲霧圓茶について
昌泰茶業の作るプーアル茶の高山茶シリーズである雲霧円茶は2002年に生まれました。
雲霧圓茶はその名の通り、霧深い中で旨みを蓄えて育った、いわば天然の「かぶせ茶」です。昌泰茶業の雲霧圓茶で茶摘み時期にもこだわり、八十八夜の頃に摘まれた茶葉で作られています。
八十八夜に摘まれた茶葉はその美味しさだけでなく、古くから寿命を延ばす妙薬としても知られています。

このプーアル茶、野生雲霧圓茶について
雲霧圓茶誕生の十周年を記念して作られた特製品が「野生」雲霧圓茶です。
雲霧圓茶のコンセプトに加え、野放茶葉で作られています。
これまでに幾度となく雲霧圓茶は作られていますが、特別な名を関する雲霧圓茶は2002年に作られた易武雲霧圓茶とこの野生雲霧圓茶のみとなります。

今回紹介するプーアル茶について
今回紹介する野生雲霧圓茶は、2012年の発売とともに当店が仕入れました。5年の熟成を待っての蔵出しとなります。当時荒々しかった飲み口もまろやかに、熟成が進んできました。

包み紙には「十年」の文字が目を引きます。
また、通常版の雲霧圓茶は「版納」雲霧圓茶となっているところが「野生」雲霧圓茶と記されています。

野放茶葉らしい大ぶりな若芽で餅面が作られています。
熟成もそれなりに進み、赤色のついた餅面が美味しさをそそります。

茶葉を崩し、湯を注ぎます。
特に洗茶はしなくてもいいでしょう。じっくりと蒸らしてからいただきます。「雲霧圓茶」であるこのプーアル茶は苦味も少なく、まろやかな旨みをたたえた茶葉なので、茶葉の量は多くとも少なくとも、蒸らし時間も多少長くとも美味しいプーアル茶に仕上がります。
（まだ若いプーアル茶なので少し温度を落とした（80度程度）のお湯で淹れるとより美味しく仕上がります）

湯を注いだ時に立ち上る香りは清浄です。
甘みのある味作りでまろやかですが、春茶らしい口感豊かさを存分に称えています。
5年熟成されているので出来たてのプーアル茶にありがちなグラッシーな青味も少なく、大変できのいいプーアル茶です。
茶杯に残る香りも素晴らしく、春の香りを存分にお楽しみいただけます。

煎の持ちも良く、美味しいプーアル茶を長くいただくことができます。

葉底について
程よく色づいた、若芽若葉で構成された葉底です。
一芽一葉をメインに作られたプーアル茶なので、ところどこと一芽二葉も見られますが、一芽一葉茶葉が多く見られます。春茶らしい柔らかな葉底です。

昌泰茶業の高山茶、雲霧圓茶の十周年を記念して作られた特別な「野生」雲霧圓茶。
霧の中で育まれた滋味深く極上に仕上がったプーアル茶をお楽しみください。

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M0803
大益茶 7542
Dàyì Chá 7542

孟海茶廠 2018年
販売重量 60g / 357g
2,120円

大益の看板茶
表示価格は小分け(60g)のものとなります。5つご注文いただくと塊り(357g)でのお届けとなります。

C0204
昌泰號 庚辰記念餅
Chāng Tài Hào Gēng Chén Jì Niàn Bǐng

昌泰茶業 2003年
販売重量 30g / 400g
2,380円

より若い茶葉で作った極上茶
表示価格は小分け(30g)のものとなります。12つご注文いただくと塊り(400g)でのお届けとなります。

C0601
九九易昌號 宋体版 極品
Yìchānghào Yìwǔ Qīzǐ Bǐngchá Jípǐn

昌泰茶業 1999年
販売重量 357g
508,000円

昌泰の名を一気に高めた初代易昌號、通称「'99易昌號」、このプーアル茶は三つあるグレードの中でももっとも高い極品。易武山の早春野放茶葉で贅沢に作った逸品です。プーアル茶の歴史に残る銘茶をお手元に。

C1501
品為上 特級品
Pǐn Wéi Shàng Tèjípǐn

昌泰茶業 2014年
販売重量 40g / 250g
1,290円

昌泰茶業渾身の2014年熟茶。杏仁香の甘い香りと易武春茶葉の典雅な香りがおいしさを誘います。優雅なひと時のためのとっておきのプーアル茶。
表示価格は小分け(40g)のものとなります。6つご注文いただくと塊り(250g)でのお届けとなります。