解説：南詔牌 福禄寿喜沱茶 

※最後の一個です。

下関茶廠の高品位プーアル茶シリーズで、中国でも評判の高い南詔牌の福禄寿喜沱茶です。

南詔牌は、かつて雲南省で栄え、雲南の地に茶文化をもたらした南詔国にちなんで命名された下関茶廠の高品位茶葉シリーズです。

南詔国はチベット-ビルマ人国家だったので、南詔牌に採用されているロゴのデザインもエキゾチックな雰囲気を持っています。

この福禄寿喜沱茶はもともと四角い方茶の形で作られているプーアル茶ですが、一セット(福録喜寿の4枚)で1kgとかなりのサイズとなるので、同じ配方でサイズを小さくした沱茶(125g)の形で作られたものになります。

プーアル茶の作りとしては沱茶の伝統に則った作りで、小さな茶葉を使用して作られていますが、下関茶廠でもグレードの高いこのプーアル茶は毫を纏った若芽がふんだんに使用されています。

また、製茶も下関緑盆とは異なり、まろやかに仕上げられているので、2013年に作られた新しいプーアル沱茶ですが、南詔牌であるこのプーアル茶は飲みやすくなっています。

下関茶廠のハイグレードブランド、南詔牌。
その中でもお求めやすい福禄寿喜沱茶をお試し下さい。

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お客様の声

”下関”のお茶は私好みかも！

千葉県 K.T様

南詔牌 福禄寿喜沱茶 2013年
お気に入りの蓋碗を割ってしまったのですが近日中に新しいのが届くので、普段飲みようの安い生茶と香りも比べながら飲んでみます。
その後蓋碗届き・・・、2013年でも（新しいのに）おいしい！
”下関”のお茶は私好みかも！
今回購入したのは新しいお茶でしたが今でさえここまで美味しいなら数年後はもっと美味しくなるのではと想像すると楽しくなります。
今までは気に入ったお茶を見つけた時に市場からなくならない前に何枚か買っていましたが、今度は数年後に飲むお茶を購入できればと財布と相談中です。

日本の緑茶のように旨みがヘタらないのに驚きました。

東京都 T.Y様

20数年前、ジャスミン茶嫌いの妻が香港旅行で出会って持ち帰ってきた熟茶の散茶一袋が、プーアル茶の初体験でした。独特の香りにもすぐ慣れ、市販のペットボトルの烏龍茶より旨い上、これがあると食が進むので、以来、愛好してきましたが、当時は日本では手に入りにくく、いつしか、中華料理店にあれば必ず注文する程度になっていました。
それが、半年ほど前から武夷岩茶をきっかけに中国茶にはまり、まもなくプーアル茶の奥深さを知りました。俄然、興味がわき、購入先を物色して貴店にたどり着きました。群を抜く解説の詳しさ、わかりやすさと、送料を含めても日本国内の有名店より安価なので、迷うことなく決めました。
朴子 醇から飲みましたが、これまで飲んだどのプーアル茶より独特の香りが薄く、逆に香味、コク、甘みが上品で濃いのに驚きました。今まで自分が飲んできたのは何だったのかと…。
南詔牌 福禄寿喜 沱茶は生茶初体験で、熟茶との印象の違いが衝撃でした。日本の煎茶を濃く淹れたものに近いのですが、一煎目はそこに微かにプーアル茶独特の香りがして、あの香りがよく言われるカビ臭などではなく、茶葉本来の香りの一部であることがわかりました。煎を重ねると、苦みの強い濃い煎茶という印象になりますが、何煎重ねても日本の緑茶のように旨みがヘタらないのに驚きました。
こうなると、熟成させた生茶と、渥堆製法の熟茶の違いを比べたくなりますが、同じ銘柄でも何年ものの生茶と比較すればよいのか、さっぱり検討がつきません。
いずれにせよ、次はもっとクラスが上の生茶に挑戦してみようと思っています。

M0503
熊猫沱茶 復刻品
Xióngmāo Tuóchá Fùkè Pǐn

孟海茶廠 2012年
販売重量 100g
2,190円

大益の沱茶

H0301
雙江孟庫 原野香 美術字体
Shuāng Jiāng Mèng Kù Yuán Yě Xiāng Měi Shù Zìtǐ

雙江孟庫 2001年
販売重量 357g
72,200円

21世紀の銘茶、雙江孟庫原野香。孟撤山の原野で摘まれた野生茶で作ったオーダーメイドプーアル茶。超乾倉でドライに育てられたクリアさとシナモンの香のある一枚です。

C0018
易昌號易武七子餅茶 復刻品 篆体版
Yì Chāng Hào Yì Wǔ Qī Zǐ Bǐng Chá Fù Kè Bǎn Zhuàn Tǐ

昌泰茶業 2009年
販売重量 3x400g
72,800円

1990年代プーアル茶の最高峰、99易昌號。そのレシピを完全復刻させたお茶の中から篆体版のみを抜き出したお買い得なセットです。